【密着!訪問介護】黒柴・タロウくん16歳と家族の奮闘記③

新型コロナウィルスによる新しい生活様式が浸透する中、タロウくんの家族にも変化が訪れます。普段は、お母さんが日中いてくれますが、娘さんもテレワークになって、誰かがお家にいてくれる状況に。それでも、緊急事態は訪れます。

ある日、ご家族全員が不在になるため老犬介護スペシャリストでドッグシッターの菅原先生がタロウくんと自宅でお留守番をすることになりました。

まずは、訪問介護って何するの?と、いう方のために菅原先生のケースで依頼の流れを教えていただきました。

訪問介護では、実際に訪問する前にカウンセリングを1時間程行います。そこで担当するシニア犬と顔合わせし、状態の確認、悩みや最近気になることをヒアリングします。

それらを踏まえ、菅原先生からケアの内容をご提案。今回は、ハーブ足浴、マッサージ&ストレッチ、肉球のケア、サポートしながら立位キープと歩かせるなどを行いました。

他にもタロウちゃんにおすすめの食材・できるだけ楽にケアできる姿勢・おすすめのケア用品などをご家族に提案し、日頃のケアに役立てていただくこともドッグシッターの仕事だとか。もしもに備えて、お願いできるシッターと顔合わせをしておくと安心です。

愛犬に介助が必要になった時、ひとりでお留守番をさせることに不安がある時など、飼い主さんはひとりでがんばろうとしがちです。しかし、平端先生や菅原先生などのプロのドッグシッターやペットケアマネージャーに相談し、診てもらうことは愛犬のためにはもちろん、飼い主さん自身の不安などを払拭してくれる存在です。

どうか、ひとりで愛犬の介護を抱え込まずに、周りに相談できる環境が整い、楽しく明るい介護ができることを願っています。

参考 訪問整体(平端先生)Hello doggieひだまりシニア部

参考 老犬介護スペシャリスト(菅原先生)dog nanny