オーダーメイドの車イス作りに密着

18歳ジャックラッセルテリアのピケちゃんの車イス作りに密着。オーダーメイドの車イスがわずか2時間で完成した様子をお伝えします。

過去に取り上げた記事を再掲載します。

2012年1月号(VOL.14)の記事です。内容は当時のままですのでご了承ください。

 年に2回、犬の車イスオフ会を開催している「ポチの車イス」。飼い主さんから「銀父さん」と呼ばれるこの男性は、元は人間の義肢装具士。友人のMダックスのヘルニア発症をきっかけに車イス製作に取り組み始めました。同じく愛犬の病気をきっかけに自ら犬用の車イスを作ってみようと思い立ったHIROさん。元々手先が器用で、現在は企業に勤務する傍ら、休日を利用してたくさんの障害犬や老犬のために車イスをオーダーメイドで製作しています。

 ぐらんわん!編集部では、この「車イスオフ会」を2011年秋に取材しました。
この日は、全国から集まった車イス生活を送る犬とその家族が約60組集まり、中には女優さんの姿もありました。ここに集まった家族の共通点は、銀父さんやHIROさんに愛犬の車イスを作ってもらったこと。定期的にオフ会が行われているため、車イス生活を送る愛犬たちの生活や介助に関して多くの共通の話題で盛り上がり会は和やかに行われました。
 銀父さんやHIROさんが作る車イスの最大の特徴は、「犬のからだに合わせたオーダーメイド」であり、さらにうれしいことに低価格なところ。その性能はオーダーした方が口を揃えて「いままで歩けなかったコが装着してすぐに、歩き出した」というくらい個々に合ったもので、さらに5〜6年同じ車イスを愛用しているくらい丈夫。 また、長年愛用した車イスが必要なくなった人と、これから車イスを必要としてる人を繋ぎ希望者同士の話し合いで再利用するケースもあるといい、メンテナンスのみで使用できるよう調整し飼い主のおサイフの負担も軽減する気配りが評判の良さに繋がっています。
 最近は、Mダックスやコーギーの飼い主さんからオーダーが増えていて、HIROさんは月に20台のペースでトータル1500台あまりを製作。オーダーメイドの車イス作りのポイントは「自然に立った姿勢を保つ」ことで、違和感なく歩けるように調整を重ねることなのだとか。
 参加者からは、「銀父さん、HIROさん、ボクの(犬の)足を作ってありがとう」と惜しみない称賛が寄せられていました。

●ポチの車イス
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