ぐらんわん！ 
昨年のコロナ禍の中、徹底した感染対策を講じた実績のあるインターペット。今年は東京ビッグサイトを４ホール使用し、約４７０社が集結。取材班は、初日のビジネスデーと、２日目の一般デーに来場しましたが、平日の金曜日にも関わらず、人気ブースの前では、往来するペットカートで大渋滞が起きるほど賑わっていました。
ペットとの素敵なライフスタイルを実現している著名人に贈る「インターペットアワード」は、タレントで元サッカー日本女子代表の丸山桂里奈さんが受賞。愛犬すももちゃんと授賞式に登壇し、一緒にサッカーをする姿を披露しました。
また、特設ステージでは、「高齢者がペットと暮らす注意点とは何か」をテーマに行われ、日本で初めて特別養護老人ホームでペット同伴入居を実現した「さくらの里」若山三千彦理事長が、ペットに基本的なケアができない高齢者が多いと指摘。また、渋谷貢弁護士は法律の観点からペットに財産を残す方法として「負担付遺贈」、「負担付死因贈与」、「ペットの信託」の３つを挙げましたが、高齢者がペットを飼うなら、もしもの時に頼りになる身近な人を見つけるのが一番の解決法と結論づけました。
ここからは取材班が気になったブースをご紹介します。
犬や猫とトークしているような気持ちに寄り添う新サービス
waneco talk NEC
NECの最先端AIがペットの行動を分析し、LINEを使って犬や猫とのトーク体験ができる新しい試み。日本動物医療センターが作った活動量センサーを首輪に装着することで活動データを記録し、NEC独自のAIに送られ分析。「今何している」とメッセージ変換し、LINEに送ると…体験したシー・ズーひらめ君の返事は「びょいーん!!」「イエ〜イ!!」「おりゃー!!」でした（笑）
また、waneco talkで収集した愛犬・愛猫の行動・睡眠のデータは専用アプリと連携することで、食欲、排泄など日々の体調の記録が可能。健康状態を一括管理することができるそうです。
顔写真から犬種を判定
アニコムグループ
「どうぶつの顔写真から疾病リスクを予測する」システムの特許、どうぶつの品種判定、髪型（カットスタイル）判定など、さまざまなAIの開発を行っているアニコムグループでは、その場で顔写真を撮って犬種を判定するブースが登場。シー・ズーのひらめ君の判定はトイ・プードル31%でした（笑）
心拍の変動を独自に解析
首輪型イヌパシー
犬の発する「リラックス」「ドキドキ」「ハッピー」「興味」「ストレス」 をリアルタイムに教えてくれる首輪型デバイス。愛犬のこころとからだの状態が飼い主に通知され、そのストレス度やリラックス度が可視化されるとか。最先端技術はハイシニア犬の気持ちも代弁できるのか…興味深いですね。
動物医療用品メーカー
anifull
動物用サポーター、コルセット、ハーネスを開発するanifullからは、気管にやさしい犬の散歩用ハーネスや靴下よりも履かせやすく、靴よりもフィット感のあるサポーターならではの履き心地のアニサポ ナックルンHEROなど動物医療用品メーカーとしてのアイデア商品が目白押しでした。
服を着る感覚のサポートカート WANCORO
創業75年の精密板金加工のモノづくり技術を活かした異業種参入企業からは、犬用の着る歩行サポートカートが新登場。後輪のみの２輪カートでサイド部分は布地で全体が覆われており、服を着る感覚で使用できるそう。また、高さをワンタッチで調節でき伏せの姿勢で休憩する動作にも対応可。
介護クッション
「RAKU²」らくらく
身体を横にしたまま寝たきりになってしまうと、伏せの状態に比べて一気に身体が弱ってしまうことから、獣医師が布団屋と共同開発した介護用クッション。V字のくぼみに身体がすっぽり包み込まれるため伏せの姿勢がラクラクに。丈夫な持ち手付きで、寝たままお出かけもできるとか!!
ペットの遺骨でつくる真珠
真珠葬
愛犬の遺骨８個から生まれる真珠〈虹の守珠〉は、長崎県の五島列島、奈留島で約1年の時をかけて作られます。ひとつひとつICチップで守られ、その間、写真や動画をSNS等で状況を報告。虹の橋へ渡った愛犬が美しい海で育まれ、優しい光をまとった真珠となって戻ってくるメモリアルグッズです。
8カ国・地域から465社（日本445社、海外20社）が出展し、4日間で43,755名と18,513頭のペットが来場。大盛況で幕を閉じました。
2023年にはインターペット大阪も決定！今後もますます楽しみですね。
「インターペット」に関する最新情報は、以下にてご確認ください。
公式サイト：www.interpets.jp
公式インスタグラム：www.instagram.com/interpetsofficial
公式ライン：https://page.line.me/?accountId=238rihtb
