オランダの犬事情

本誌に掲載されたオランダで老犬介護の記事の番外編です。

オランダで訪れたガイドドッグセンターでは盲導犬だけではなく、「バディドッグ」という介助犬の育成についても積極的に取り組みをされているとのことでした。PTSDの治療に特別に訓練を受けた「バディドッグ」を取り入れることで、安心して日常生活を送れるようなプログラムがありました。

 ガイドドッグセンターではアムステルダムの街中を盲導犬と歩く体験ができるVR(バーチャルリアリティ)の設備もあり、街中をハーネスを持って歩く感覚や、地下鉄の車両が目の前を通り抜ける風を受けるような体験もできました。

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ペットグッズはどこで買う?

 ペット用品の購入場所は日本と同様に、少し大きめのスーパーマーケット、ホームセンター、専門店がメインの購入場所になっています。オランダで見かけない物は「ペットシーツ」。大型の専門店でやっと見つけたものの「パピー用」と明記されていて、成犬は室内のトイレではなく外で排泄が主流なようです。

 犬用玩具よりも猫用玩具が種類豊富なのは、犬には税金が必要で猫には税金が不要とのことなので、猫の飼育傾向が高くなるといった現実もあるようです。専門店では隣国ドイツのメーカー品が多く取り扱われていたこと、日本では見かけない物としてはフリージングの肉類が豊富でした。

 

犬と同伴OKの場所が多いがルールはある

 街中では犬連れでショッピングモールを歩く姿やカフェで同伴する姿も見受けられました。デパートでも大型犬を連れてショッピングを楽しむ姿も。

 オランダのデパートは食品売り場は無いですが、レストランやカフェにも「ここは犬連れはNG」と明記されているお店はありますし、公共のビーチエリアでも犬がOK な場所とNGな場所のルールは明確にされているようです。

 以上、オランダからのレポートでした。