ペットケアマネージャーの伊藤みのり先生に伺いました。
シニアになるにつれ、口を開けづらくなり舌の筋肉も衰えてくることがあります。犬が自力で舌を動かす口腔体操をお伝えします。まず、すぐ噛みきれないジャーキーなどを奥歯で噛ませます。実際に食べさせるわけではないので、歯がない子も同様にやってください。ジャーキーを奥歯にあてると、食べようと自分で舌を動かし食べやすい位置に運ぼうとします。その動作を利用して、ペロペロと舌を動かす運動をさせます。反対側も同様に、奥歯にジャーキーを入れ左右同じ様にやってみてください。次は頭部のマッサージです。顔周り、頭の強張った筋肉をほぐすことで口が開きやすくなります。ごはんを食べさせる前に習慣にしてみましょう。