老犬の健康を支えるうえで、もっとも多いお悩みが “食事”。
「何を食べさせれば長生きにつながるの?」「高齢になると食べてくれない…」と感じる飼い主さんも少なくありません。
この記事では、ぐらんわん!に寄せられた 長生きワンちゃんたちの実際の食事習慣 から、共通して見られたポイントをまとめました。
今日からできる食事の工夫も紹介しています。
目次
長生きワンちゃんの食事に共通する3つのポイント
老犬でも元気に過ごしている子のごはんには、共通した特徴があります。
① “シンプルで安心” な食材選び
長生きしているワンちゃんの多くは、
・保存料
・着色料
・香料
などの 添加物が少ないフード を選んでいます。

例)ベィビィ(18歳/ケアーン・テリア)
→ ミールや着色料不使用のフードを継続

例)COCO(14歳/トイ・プードル)
→ 保存料・着色料を使わないシンプルなフードを選択
高齢犬は消化器への負担が増えるため、素材のやさしさは大切なポイントです。
② 手作りの“ひと工夫”で食欲アップ
市販フードに 手作り野菜を煮込んでトッピング したり、水分を加えることで食べやすさが向上します。

例)わらび(14歳/ジャック・ラッセル・テリア)
→ 煮込んだ野菜をトッピング

例)トノ(19歳/ミニチュアダックス)
→ 手作りごはんでしっかり水分補給
高齢になるほど “食べる量が減る・噛む力が弱くなる” ため、香り・柔らかさ・水分量 が鍵です。
③ “好きなもの” を取り入れ、無理をさせない
食べない時期が長く続くと、体力が一気に落ちてしまうことも。
そんな時は プリン・ヨーグルト・柔らかい好物 を取り入れて “食べる楽しさ” を守る工夫が見られました。

例)レオ(15歳/トイプードル)
→ ドッグフードを食べなくなり、プリンやヨーグルトで食欲復活

例)大空(12歳/ゴールデン)
→ 馬肉+煮野菜の手作り食&朝の無理ない散歩で食欲維持+2年間続けているコラーゲンサプリメント「あしたも走ろっ。」
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老犬の食事で意識したい基本ポイント
長生きワンちゃんのデータから見えてきた “共通点” は以下の通りです。
✔ 無理なく「食べられる」形にする
→ 噛みやすい柔らかさ、香り立ち、水分量を意識する
✔ 完璧さより「継続できること」を大切に
→ 毎日の負担にならず、飼い主さんが続けられる工夫を
✔ 体質に合う食事を優先する
→ シニア期は個体差が大きくなるため“その子に合うごはん”が最重要
今日からできる!老犬のごはんアイデア
・フードに少量の煮野菜を加える
・ぬるま湯やスープでふやかして香りを立たせる
・水分をしっかり補給できるレシピにする
・食べない時は、一時的に好きなものに切り替える
・適度な散歩で“食欲スイッチ”を入れる
まとめ|長生きごはんのキーワードは「無理をしない」こと
ぐらんわん!に寄せられた多くの長寿犬データから見えてきたのは、
「無理なく、食べられるものを続けること」 でした。
食事は老犬の健康を左右する大切な要素。
難しく考えすぎず、あなたの愛犬に合った “心地よい食べ方” を一緒に見つけていきましょう。

