VOL.32に掲載の猪野先生のハーブセミナーを再掲載!
シニア犬からでもはじめられる愛犬のためのハーブセミナー
今号は、〝愛犬のためのハーブセミナー〟をご紹介します。講師は、老犬訪問介護・老犬シッターを行う傍らハーブセミナーも行っているミア・ファミリアの猪野先生です。
まずは、犬が年を取ってくると変化することを理解します。身体の動きが鈍くなったり、視覚や聴覚の変化、心の変化などが起こってきます。ハーブには、抗酸化物質が含まれていて、免疫のバランスを整える作用があります。免疫力は足りなくても、高すぎてもいけません。ちょうど良いバランスに保つことが重要です。
今回使用のハーブは、ダンデライオン(消化器官に働きかける)、ネトル(腎臓、花粉症やデトックス効果)、ローズヒップ(ビタミン、抗酸化作用)を食べるハーブとして。ジャーマンカモミール(リラックス効果、消炎作用)は香りと温湿布で使用しています。
挑戦者の中には、すでにハーブを使っている子もいて、その効果に納得といった様子でした。
では、実際にやってみましょう!
①ハーブで3つのアプローチ…ハーブを食べる、飲む(消化器や内臓のサポート)、ハーブを皮膚に塗る、つける(皮膚のケア)、ハーブの香りを嗅ぐ(自律神経と心のケア)
②ハーブをゴハンにトッピング…今回は、シニア犬の日々のケアをテーマに〝肝臓、腎臓、抗酸化〟の3本柱をケア。ダンデライオン、ネトル、ローズヒップの3種をブレンド。
③ハーブを実食!…ヨーグルトにひとつまみ入れ、みんなで実食!なんと、全員ペロリと完食。小型犬で1日にティースプーン1/2杯が目安。ハーブの量は犬の大きさによって変わります。
④ハーブコンプレス(湿布)…温かいハーブ温湿布で関節や筋肉を緩めて血行促進や痛みの緩和を行います。お湯をはった洗面器にお茶パックに入れた好きな香りのハーブを入れ、タオルで蓋。3分待つ。
今回は、ジャーマンカモミールでリラックス。お湯の色が変わったら、タオルの両端を持ってきつめに絞ります。タオルが熱すぎないか確認しましょう。炎症がある場合は常温まで冷まします。
⑤ハーブで身体を拭いてあげよう…香りでリラックス、温湿布で筋肉が緩み、心と身体に作用します。愛犬を触ってみて、凝っているなと思う部分に優しくタオルを当ててあげましょう。
いかがでしたか?
11/23(土)9:30〜12時 猪野先生のハーブセミナーが受講できます!
人数に達し次第終了となりますのでご了承ください。
当日は、ぐらんわん!1月号の取材が入ります。わんちゃん掲載OKの方大歓迎です!
講師:ミア・ファミリア 猪野 麻未子先生 http://mia-familia.jimdo.com/