老犬ホーム突撃!高齢犬化社会に思うこと

2021年にオープンした埼玉県加須市にある老犬ホーム【あにまるケアハウス】を取材してきました。

この施設の最大の特徴は、なんと言っても340坪のドッグラン。

犬同士の相性に合わせて区分けされたドッグラン

現在、約30頭の老犬・老猫がこちらの施設で生活しています。朝、起きると犬たちは太陽をいっぱい浴びられるドッグランへ出ます。その間に、スタッフが犬舎の清掃を行います。

食事は、それぞれの状態に合わせて細かく決められており、老犬ならではの食欲不振などにも対応できるようフードの備蓄は豊富でした。

1回の食事量やフードのかたさを細かくスタッフ間で周知

施設内にはトリミングルームもあり、寝たきりのわんこにも対応できるシャンプー台もありました。

広々としたトリミングルーム
寝たきりの子を支えながら洗える台
シャンプー後はこの中に入って毛を乾かすそう

体調を崩している子は、別室にうつしたり、近隣の動物病院へ入院させ健康管理を行っていました。24時間カメラが稼働しており、ケアスタッフの宿直室も完備。

車イスや立位保持のためのリラクッションなども揃っており、その子に合わせた状態に対処できるようでした。

老犬ホームと聞くと、敷居が高いような気もしますが、ペットホテル変わりに利用する方も多いとか。老犬介護は飼い主の心も体も元気でないと続けられません。一時的に休息をとるレスパイトとして、2〜3日預けるところから始めてみてはいかがでしょうか?


あにまるケアハウス

〒347-0063 埼玉県加須市久下5-316-1
0120-57-8102
https://www.animalcare.jp