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太〜く、長くの老齢管理を
ー若山動物病院 若山正之先生

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 「太〜く、長〜く生きよう」を合い言葉にペットの老齢管理にいち早く注目してきた若山正之獣医師。シニア犬について書かれている書籍や雑誌のコラムのほとんどが、若山先生の著作である。十数年前のペットブームで急増した犬が今、老齢期に入ってきている。家族同様の愛犬に病気の予防や健康管理と最適な治療などを行っている、若山先生にお話しを伺った。

 「ペットの老齢管理をはじめたのは、ちょうど十年前。自分が開業した頃の患者さんが老齢期に入ったため、老犬老猫が多かったんです。それと、同時に介護している飼い主さんに疲れが見られはじめたことがきっかけで、日中預かりを始めました。それ以来、老齢管理に注目してきたんです。老齢管理で重要なことは、基礎疾患を知り、予防すること。

①歯の病気…歯周病、②心臓の病気…僧帽弁閉鎖不全症などの弁膜症、③関節の病気…椎間板ヘルニアや変形性関節症などの、骨・関節症、④ホルモンの病気…甲状腺機能低下症

 生きている以上は現在が一番若いんです。だから、今以上に病気が悪化しないようにすることが大切です。死ぬまで元気!無理なことはしないが、一歩前の若さに戻ることを目標にしていきましょう。」

 若山先生の診察は飼い主と問診をよくすること。その会話の中から、ひとつずつ原因を探していき治療にあたっている。決して「もう年ですからね」の一言では終わらせないために、犬の気持ちを人間の気持ちに置き換えて考えているそう。老犬生活にマニュアルはないのだから、その犬に合わせて適度な刺激や楽しみを与えてあげるのが大切なのだそうだ。今春、現在建築中の新病棟が完成する。テーマは「南の小さな島にある建物」。壁はガラス張りで風と光と緑があふれるような設計。待合室には、冬は暖炉を置き、床暖房。老齢管理のアドバイスに矛盾が出ないよう、病院の設備にも気を遣っている。健康な犬猫でも気軽に遊びに来られる動物病院づくりを目指している。老齢管理は個体差があるため、診断や治療は犬によって違う。そのため、メールなどの相談は一切行っていないが、老齢管理の相談・指導は行っているため、何か困ったことがあったら気軽に相談してみよう。


若山動物病院
千葉県佐倉市石川300
043‐486‐0717
http://www.dr-nyan.com/

(本記事はVOL.6 2010.1の情報です) 

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